2003-10-12
rugby world cup 2003: japan v scotland
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試合は日本時間の19時開始だったので、テレビ東京の放送が始まるではニュースやWebは見ないようにして過ごし、テレビで試合を見た。解説は平尾がしていたが、やはり宿沢といったもう少しまともに解説できる人にしてほしかった。また、実況を担当した若いアナウンサーがラグビーを知らないようでうざかった。
試合は北クイーンズランドにある珊瑚礁が連なる2000kmにもわたる海岸線、グレートバリアリーフ (@-WAVE) の中間に位置する人口15万人の小さな町 Townsville で行われた。キャパシティが3万人ほどのDairy Farmers Stadiumは夜を迎え、国際試合にはとても思えないすごく新鮮な、爽やかな感じがするとてもいい雰囲気のなかでキックオフの笛が鳴った。
ゲームの方は前半、スコットランドがまずPatersonのトライで先制、コンバージョンも決まって7-0とリードする。すぐにペナルティゴールで日本は3点を返すが、18分にスコットランドがGrimesのトライで12-3とつけ離す。しかしふたたび広瀬がペナルティゴールを決め、6点差とするが、そのおよそ10分後にスコットランドにペナルティゴールを返され15-6となった。日本の動きはそれほど悪くはなかったが、終了間際、広瀬がペナルティゴールを左に外したのは大きかった。
後半が始まり、スコットランドのハンドリングミスが目立ち始める。日本はハーフをミラーと苑田のコンビに替えると、ついに55分、ミラーからの左への展開で最後に小野澤がトライ、15-11と追いすがる。コンバージョンは失敗、スコットランドのドロップキックからの攻撃で、左サイド隅にトライを決められたかと思ったが、ビデオジャッジの判断はノックオン、命拾いする。
スコットランドが凡ミスばかり繰り返し、また、ラックのサイド攻撃ぐらいでしかゲインできない(日本はよく守ってはいたと思う)、こんなラグビーをするスコットランドには本気で日本に勝ってもらいたくなってきた。スコットランドはだらしなさ過ぎる。
しかし、ちょっとしたミスをつかれ、日本は66分にトライを奪われ、そのあと2トライを加えられて結局敗れた。やはり日本のように体格差で圧倒的に不利なところはミスをしてはいけない。スコットランドに取られたトライはどれもスコットランドが組織的に攻撃してとかそういったことではない。ミスに不運が重なったものばかりだ。
結果は非常に残念だったが、海外のメディアの受け止め方はやはりスコットランドのダメダメぶりに批判が集中するとともに日本に対する賛辞の声が殆どだ。どこの国も判官贔屓といったところはあると思う。実際、スタジアムの観客の大部分は日本の応援だったようだ。それもこれもスコットランドがまともにゲームをしなかったからだと思う。
» Japan find Scots wanting (BBC SPORT)
» Scotland beat spirited Japan (IRB RWC 2003)
» Scots find the going tough against Japan (Planet-Rugby.com)
» Scots come through tough Japan test (Sky Sports)
» Scots overcome courageous Japan (ABC Online)
» 日本、善戦も初戦黒星/ラグビーW杯 (nikkansports.com)
» ラグビーW杯連載コラム 第7回 「大健闘も歴史は作れず 精度の甘さ、響く」(スポーツナビ)
ちなみにVTR判定はマジでやめてほしい。時間がかかるし、試合の雰囲気を壊す結果となっていると思う。確かに誤審の問題はあると思う。しかしそれはどのスポーツでもいっしょ、人間だからこそエラーするのだ。それもそれでスポーツの一部分だと思う。■
euro 2004: first past the post
来夏、ポルトガルで開催されるEuro 2004の予選リーグ最終節が昨日、ヨーロッパ各地で行われた。Group 7でトルコと因縁の対決となったイングランドはイスタンブールで対戦、0-0で引き分けてEuroの切符を手にした。しかし、ベッカムはPKを見事に外し、ざまあ見ろである。» Brave England qualify (BBC SPORT)
僕の贔屓チームであるスコットランドはGroup 5、ホームでリトアニアと対戦、1-0で下し、なんとか2位に滑り込み、Play-Offにかけることとなった。ドイツ人であるベルティ・フォクツ(Euro 1996優勝監督)を監督に迎えて臨んだEuro予選だったが、彼がこのまま続けられるかどうかはPlay-Offの結果如何か?» Scotland battle past Lithuania (BBC SPORT)
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それぞれのグループをまとめてみる。左から最終順位の順で並んでいる。太字がEuro 2004予選通過チーム、斜体がPlay-Off出場チームである。
Group 1
France, Slovenia, Israel, Cyprus, Malta
フランスが8戦全勝で1位、圧倒的な強さを示した。2位は9月6日にイスラエルを下して2位を確実にしたスロベニアが入った。しかしフランスは得失点も29-2と強すぎ。
Group 2
Denmark, Norway, Romania, Bosnia-Herzegovina, Luxembourg
昨日、ノルウェーはルクセンブルグに1-0で辛勝、同じ勝ち点のルーマニアとの対戦成績の優劣で2位を確保、Play-Off進出を決めた。1位はデンマーク、World Cup 2002でも変に強かったなぁ。
Group 3
Czech Republic, Netherlands, Austria, Moldova, Belarus
チェコがお隣の国オーストリアを3-2で下し、7勝1分けでトップ通過、オランダは6勝1分け1敗で2位、Play-Offに回った。9月10日の試合、1-3でチェコに敗れたのが大きかった。» Czech Republic 3-1 Netherlands (www.euro2004.com)
Group 4
Sweden, Latvia, Poland, Hungary, San Marino
1強3弱1超超弱という組み合わせでスウェーデンが圧倒的有利だったはずが、スウェーデンは序盤でラトビアとハンガリーに引き分け、結構苦しみながらEuro出場権を掴んだという感じか。2位にはバルト3国の小国ラトビアが入った。Play-Off進出である。
Group 5
Germany, Scotland, Iceland, Lithuania, Faroe Islands
ドイツが安定した強さで出場権を獲得、2位はスコットランド、3位にはアイスランド。アイスランドが3位とは少し驚き。スコットランドはPlay-Offへ。
Group 6
Greece, Spain, Ukraine, Armenia, Northern Ireland
ギリシャが昨日、1-0で北アイルランドを破り、スペインを差し置いて見事にEuro出場を決めた。スペインは予選はいつもばかみたいに強いはずだが、後半、ホームでギリシャに敗れ、その次の北アイルランド戦でのスコアレスドローが痛かった。スペインはPlay-Offに回る。
Group 7
England, Turkey, Slovakia, F.Y.R. Macedonia, Liechtenstein
マケドニアに引き分け、最初こそ心配させたイングランドだったが、スウェーデン人監督エリクソンの下、Euroの出場をなんとか決めた。ワールドカップ2002で3位に入ったトルコは2位でPlay-Offに回った。ファーディナンドの薬物検査拒否から始まった代表のボイコット騒動で、本当にイングランドがボイコットしていたら笑えたのだが。
» United they lose (BBC SPORT)
» England players reject boycott (BBC SPORT)
Group 8
Bulgaria, Croatia, Belgium, Estonia, Andorra
ブルガリア・クロアチア・ベルギーが揃ったGroup 8は混戦のグループ。クロアチアは最後にすでにEuro出場を決めていたブルガリアに1-0で勝ち、2位でPlay-Offの出場権を勝ち取った。ベルギーはクロアチアと同じ勝ち点ながらも当事者同士の成績で3位に沈んだ。
Group 9
Italy, Wales, Serbia and Montenegro, Finland, Azerbaijan
Man UそしてウェールズのLegend、マーク・ヒューズ監督の下、ウェールズは前半、イタリアを2-1で破るなど破竹の勢いでこのまま行くかと思われたが、やはり後半は失速、最後は旧ユーゴのセルビア・モンテネグロに敗れたものの2位をキープ、Play-Offに進んだ。イタリアはウェールズが失速するのを尻目に後半は勝ちを重ね、Euro出場を果たした。» Wales stun Italy with famous win (Guardian Unlimited)
Group 10
Switzerland, Russia, Republic of Ireland, Albania, Georgia
スイスの躍進でもつれにもつれたGroup 10、最後に笑ったのはスイスだった。ホームで2-0でアイルランドを破り、最後の最後で1位で終え、本戦出場を決めた。敗れたアイルランドは3位となり、残念ながらPlay-Offにも出場できなかった。その代わり、2位のロシアが出場する。
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Play-Offは来月15/16日に1st leg、18/19日に2nd legが行われる予定。もしPlay-Offでスコットランドとウェールズが出場を決めれば、なんとブリテン島の3ヶ国がEuroに出場、アイルランドが出場なしという対照的な結果となる。これはかなり楽しみだ。
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