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first created: 2003-08-14
last modified: 2003-08-15

2003-08-14

testing @niftyTV

computer and internet

先日、@niftyから「@niftyTV無料モニター募集」というメールを受け取った。@niftyTV on the 4th mediaでは@niftyのブロードバンド会員(フレッツADSLとBフレッツの利用者)にInternetを通じて Bloomberg TELEVISIONDiscovery Channel などの多チャンネル放送やVoD (Video-on-Demand) のサービスを提供するというもの。@niftyのプレスリリースによると、ぷららが構築したプラットフォーム 4thMEDIAプラットフォーム を利用して多チャンネル放送やVoDサービスの提供を行うとあった。

内容についてはBroadband Watch記事が詳しい。試聴できるチャンネルやVoDのタイトルも載っている。ぷらら、@niftyのほかにはBIGLOBEが参加しており、ぷららでは Plala.TV on 4th MEDIA オープンモニターサービス で、BIGLOBEでは BIGLOBE.TV on 4th MEDIA 試験サービス で同様にモニター募集を行っていた。

レンタルされたストリーミング用のチューナーはOKI Streaming Player沖電気工業)だったが、モニター終了後、このチューナーと付属のメルコのスイッチングハブの返却時の料金を負担することが条件になっていただけなので、すぐにモニターに応募、そして今日、チューナー一式がペリカン便で送られてきたわけだ。

このサービスの仕組みはブロードバンド回線、それもセッションが複数張れるNTTのフレッツ回線を利用して、専用チューナーでPPPoE接続、送られてきたMPEG-2もしくはMPEG-4で圧縮されたデータをチューナーで変換、テレビモニターに出力するというものだ。Bフレッツの場合、MPEG-2、フレッツADSLの場合、MPEG-4でデータを受け取ることとなる。

そこで早速繋いでみる。フレッツADSLのモデムからHub(メルコのは使う必要がなかった)を介し、直接、チューナーに繋いだ。電源を入れると数分後に設定画面が開き、ユーザIDやパスワードを入力する。これを付属のリモコンで行わなければならないので、少し時間がかかった。入力後、チューナーを再起動すると、見事にホーム画面が出現、チャンネルを選択すると番組がテレビモニターに流れてきた。

正直のところ、試聴できるチャンネル(現時点で12チャンネル)にはあまり魅力的なものがない。せいぜい、先のBloomberg TELEVISIONやDiscovery Channel、それにアニマルプラネット、そしてNATIONAL GEOGRAPHIC CHANNELぐらいか。しかし、FOX CHANNELスポーツ・アイ ESPNも提携チャンネルに含まれており、この2チャンネルが見られるようになれば、かなりいい感じになりそうだ。

VoDの方は映画タイトルの一覧を見ただけでかなりひいた。どれも見たいと思うものはない。まぁ、試験サービス中ということもあり、無料ではまともなタイトルは持ってこられないということだろうか。AXNというチャンネルでも海外テレビシリーズのソフトがあまりに魅力ないし(探偵レミントン・スティールは見たいけれど)、これでは映画・テレビドラマ・スポーツという3大コンテンツがお粗末すぎる。

しかし、送られてくる動画については思った以上によかった。ADSLなのでどうしても画像の質はそれほどよくないが(時折画像が乱れる)、VHSのビデオぐらいの画質はあるように思えた(無理矢理MPEG-2で再生しようとするとコマ飛びしてしまうが)。少なくとも十分試聴に耐えるものだ。

この前台風がやって来てからというものの、NHKの映りがかなり悪い。NHKは昔から映りが悪かったが、今回は映像はひどく揺れてしまい、音も混線しているかのような感じで聞こえてくる。実際、ERをつけていたら、ステレオ放送となっているのに副音声の英語の声が聞こえてきたのだ(本当はどちらなのだろう?)。

それに比べればストリーミング放送の方が全然マシ。難試聴地域ではCATVによる地上波の放送が普通だが、@niftyTVもNHKといった地上波放送が試聴できると嬉しい。しかし、CATVやCSにおける地上波放送の再送信は海外を含めていろいろと問題があるらしい。» 「再送信」に新ルールを デジタル放送の課題毎日新聞

英米ではCATVやBSkyBのような衛星放送に公共放送の送信義務を課す must-carry というシステムがある。それに加えて英国では昨秋、CATVや衛星放送のオペレータに公共放送の送信義務を課す must-offer に重きを置き、公共放送をすべてのプラットフォームで試聴できるようにとする白書英貿易産業省)が発表された(先月、新しいCommunications Actが施行された)。BBCITVなどはmust-offerだけでなくmust-carryも同様に課すべきと主張(MediaGuardian.co.uk)した。毎日新聞の記事によると日本には単なる不文律としての再送信同意制度があるだけらしいから、どちらも義務化されれば、視聴者(消費者)のためになろう。

本サービスが始まったとき、料金がいくらになるかはわからない。しかし、コンテンツがもう少し充実し、VoDでは1タイトル200円ぐらいで利用できるのであれば、1ヶ月1000円ぐらいならば契約してもいいかなと思う。

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