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first created: 2003-01-02
last modified: 2003-08-22

2002-09-14

september 11 - short films

books and films

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セプテンバー11
東北新社

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September 11の一周年に合わせて公開された11人の映画監督によるオムニバス映画 「11'09''01/セプテンバー1111'09''01 - September 11 が11日の深夜にTBSで放送された。フランスの映画製作会社STUDIOCANALがフランスからクロード・ルルーシュ、イギリスからケン・ローチ、日本から今村昌平らを招いて製作したこの映画、それぞれの作品がSeptember 11, 2001にちなんで11分9秒01にまとめられているが、全体的に冗長でつまらないものだった。

ケン・ローチの作品では、アメリカがチリで右翼と組んでやったことなんてとんでもなくひどいことだった、September 11なんて大したことないじゃん、みたいな論調の映画には笑ってしまった。さすが急進的社会主義者、目のつけどころが違う。イスラエルのアモス・ギタイもSeptember 11とエルサレムの街でユダ公が日常的に晒されているパレスチナ人による自爆テロを比較、世界のダブルスタンダードに問いかけているかのような作品だった。テロをする奴なんてどいつもあほと言いたかったのかもしれないけれど。

今村のショートフィルムは最低だった。戦地から戻り、人間を捨て蛇になってしまった男を描く映画だが、最後にナレーションで「聖戦なんかない!」と入れるところにかなり興醒めした。ていうか、今村、お前は現代劇が撮れないのかと言いたい。大体、今村を日本の代表として選んだフランス人のセンスに彼らの左翼的共感を感じてしまう。フランス人は自由を愛するが、悪いことに社会主義が骨の髄まで染みついているようだ。

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そんな中、いちばん光ったショートフィルムはショーン・ペンの作品だ。妻に先立たれた風体のさえない初老のデブ男のSeptember 11を見事な構成で描いていた。男の生活をフラッシュバックを多用して描き始めたときは一体どうなるのやらと心配になったが、テレビのニュースで世界貿易センタービルが炎上しているシーンを映し出したあと、そしてビルが崩壊したとき、陽がまったく射さなかった彼のフラットの一室に光が射し始めるのと同時にこの短編映画もまた光り始めた。

ビルの崩壊により彼のフラットに射した光は窓際に置かれた花に生命を吹き込む。そして彼はベッドの上に置いた泣き妻のワンピースに向かってその喜びを伝えようとするが、光が射し込んだ喜びは一転、妻が亡くなって存在しないこと、その喜びをふたりで分かち合えない悲しみが彼を襲う。ビルの崩壊(悲しみ) 対 フラットに光が射す(喜び)、光が吹き込む生命(喜び) 対 妻の死(悲しみ) という悲しみと歓喜の対照の描き方が素晴らしい。

フィルムは最後に残ったツインタワーの北棟が崩れ落ちていくところをフラットに射し込んだ光とそのタワーの影の動きで表現する。映画技術的にもよく考えられたbrilliantな作品だった。ショーン・ペンはマドンナの夫としてよりも、役者よりも、映画を監督することに秀でていたのだ。彼は秀逸な映画作家だ。

贈り物はなんですか?

miscellaneous

僕は贈り物を贈るのは嫌いではない。ていうか、好きだ。そう、大好きだ。しかし、何事も好きだからといって誰しもその才能を持ち得ているわけではない。僕は素敵な贈り物を贈ることに関しては結構自信があったのだが、その自信がニューヨークのワールドトレードセンターのように轟音をなびかせて瓦解していくのを僕は自分自身で目撃することとなった。人生は誤解の連続だ。そして僕の人生もその例外ではない。

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僕は今年で30になる。もう片足を30代に突っ込んでいるのにもかかわらず、僕は女性に指輪を贈ったこともなければ、時計を贈ったこともなければ、Louis Vuittonのバッグを贈ったこともない。この歳ぐらいになれば、指輪ひとつぐらい男は贈っているものと僕は思っているが、はたしてどうなのか?

今まで最も高価な贈り物は8000円ぐらいしたバレエのチケットだ。なんとかなんとかという有名なバレエダンサーの出る公演を確か上野の杜にある東京文化会館に観に行ったことと思う。なんとかなんとかと言うぐらいだから僕がバレエに殆ど興味がないのはわかるだろう。

しかし、その頃付き合っていた女性は違った。少女時代にバレエを習っていたからか、バレエにとても興味を持っていた。僕は彼女の誕生日にそのプレゼントをあげた。純粋に僕は彼女に喜んでほしかったのだ。そして彼女は純粋のすごく喜んでくれた。おそらくそのプレゼントが僕自身、まったく興味のないものを贈った唯一のプレゼントとなった。そして最も高価なものだった。

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僕が贈り物を選ぶとき、まず考えることは−当たり前のことだが−もらった者が喜ぶかどうかだ。しかし、それには制限がある。もらった者が喜ぶかどうかに加え、僕がもらったらどうかも関係してくる。つまり、僕がもらって嬉しいものでなければあげやしないということだ。その結果、指輪といったアクセサリなどは最初から僕の選択リストには存在しないこととなる。

僕の贈り物は結局のところ、相手がもらって嬉しいと思われる自分の好みにあったものということだ。例えば、彼女がダイビングを趣味に持っているとする。僕はダイビングなんかに興味はまったくないから最高級のスノーケルを贈ったりすることはない。その代わり、海をテーマにした写真集を贈ってみたりする。それも相手が英語ができないのにわざわざすごく重たい洋書の写真集を贈ったりする。

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僕がプレゼントをあげるときは必ず秘密裡に贈る。相手には何か贈られるかもしれないとはわかっていても、何が贈られるかは決してわからないのだ。贈り物をリクエストするという行為は僕からすると邪道の極みだ。子供に贈るクリスマスプレゼントを子供に何がほしいのか訊いてプレゼントする親は駄目だ。いつも子供と接していれば、そのとき自分の子供が何がほしいかぐらいわからなければならないのだ。

しかし、相手が何も知らないまま贈り物を受け取るとなると、勿論問題も出てくる。例えば、映画のチケットを贈るとしよう。もしかすると相手はすでにそのチケットを受け取ったかもしれないし、公開中の映画であれば、すでにその映画を見終わっているかもしれない。恋人といった非常に親しい間柄であればそんなことも滅多に起こらないとは思う。しかし、知り合いとか友人とかそれぐらいのレベルであれば、その危険とは常に隣り合わせだ。

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アメリ
アルバトロス・フィルム

先日、DVDの映画のソフトを贈った。おそらくこの映画だったら喜んでくれるのではと思った。映画のタイトルは「デリカテッセン」。僕はこの映画を見たことがないのだが、相手はその映画の監督ジャン・ピエール・ジュネ(「アメリLe fabuleux destin d'Amélie Poulain の監督だ)が好きなはず、ちょうどDVDが発売されるからと贈ってみたのだ。

その後、そのソフトをすでに持っていたりしなかったか訊いてみた。さすがに発売されてすぐのことだったのでその問題はクリア、しかし、「(贈られたDVDのタイトルが)どうしてあの映画なのかがわからない」と言われたときは困ってしまった。喜んでもらえなかったのか... 僕は勝手に相手がその映画を好きで手元に置いておきたいぐらいのものではないかと思い込んでいたのだ、たぶん。

明日、今月辞める職場の同僚のお別れ会がある。僕はその子に勝手に本を贈ることにした。それは今、僕が読んでいる村上春樹の「海辺のカフカ」だ。この前話をしていたら、偶然、村上春樹の本の話が出たものだから、おっとこれはいいって感じで選んでしまったのだが、いざ自分で読んでみたら、悪い本ではないがそれほどいい本でもないことに気がついた。相手がその本を読んでどう取るかは相手次第だ。しかし、なんとなく不安を感じさせる小説であることもまた確かだ。DVDでの失敗もある。そもそも相手がすでに持っていたりするとすべてはおしまいなのだが。審判はもうすぐ下る。

雑記 2002-09-14

miscellaneous

J.League: 磐田 v 浦和をテレビで見る。磐田が圧倒的に有利なはずが、後半早々の2失点で浦和の軍門に下る。インジャリータイムに名波のフリーキックでやっと1点を入れるのが精一杯。相変わらず岡田の解説はつまらなすぎ。

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Becky! 2.05.06が静かにリリースされていた。2.05.05からの変更点はIE6 SP1を当てた場合、HTMLメールでの不具合の修正だけ。ちなみにIE6 SP1日本語版はMicrosoftからリリースされていない。

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昨夜また雨が降ったからか(仕事帰りに思いっ切り濡れてしまった)、気温もかなり下がり、めっきり秋らしくなってきた。やはり秋の心地のいい涼しさはいいなぁ。

feeling a bit bad

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